信用取引の種類について

株式における信用取引

株取引では証拠金を3倍にできる信用取引と、空売りができる信用取引があります。証拠金を3倍にできる信用取引は、一気に資金が増やせるメリットと証拠金だけでは買えない株券にも手を出せるメリットがあります。もちろん、その逆になるデメリットもありますが、株券は高額なので信用取引が無ければ個人投資家は参加できないのが実情です。
空売りでの信用取引は、元々はリスクヘッジの意味合いで使われていましたが、現在では短期売買には欠かせない手法の一つです。証券会社から株券を借り入れ売りから入り、安くなれば買戻し証券会社に返却するシステムです。空売りを使いこなせる様になるには、経験と知識が必要になってきますが、成功している投資家は皆、空売りをマスターしています。

外国為替における信用取引

外国為替取引での信用取引は他のマーケットより、大きな枠があるのが特徴です。信用取引枠が大きいのは元々、外国為替取引は個人投資家は参入していないマーケットだった背景があります。
外国為替取引は銀行間や企業のためのマーケットでした。本来の目的は輸出入などの実需で、投機目的の売買は行われていませんでした。投機目的の売買は外国為替取引ではなく先物市場で行われているだけでした。しかし、外国為替取引に個人投資家の参加が認められてからは、一気に投機筋の売買の場へと変貌していきました。この時に個人投資家でも、銀行と同等の金額で立ち向かえるようにと考えられたのが、信用取引枠です。気付いていない人も多くいますが、個人投資家はパソコン越しに銀行のディーラーと連日、ゼロサムゲームでお金の奪い合いをしています。